「あまりにも高すぎて厚い。でも…」チーム一丸”笑顔”で打倒・中国戦へ! WTT公式が捉えた日本女子の表情に反応続々【世界卓球】

決戦前のリラックスした表情が小さくない話題となっている。

現地2月24日、韓国で開催されている卓球の世界選手権団体戦は、いよいよ女子がファイナルを迎える。40チームが参加したなかで最後まで残ったのは日本、そして卓球最強の中国。まさに頂上決戦にふさわしい黄金カードが実現した。

ワールドテーブルテニス(WTT)公式Xは24日、打倒・中国に向けた日本チームの表情をハイライトで振り返っている。映像にはエースの早田ひな、15歳の張本美和をはじめ、的確なアドバイスで試合の流れを変える指揮官のような振る舞いを見せる伊藤美誠など、主力メンバーのリラックスした表情を捉えている。

さらに今大会ここまでグループステージ第3戦の南アフリカ戦のみの出場ながら、ベンチで仲間に声援を送り続ける19歳の木原美悠、サポートメンバーとして帯同している長﨑美柚がコツコツと練習する姿、笑顔を振りまいてチームを盛り上げる姿を共有。いい雰囲気で決勝まで進出できたことが伝わってくる。

昨日の香港戦の試合後、3番手を務めた平野美宇は「今日も“伊藤(美誠)監督”がいてくださったから、自信を持ってプレーをすることができた。もちろん渡辺(武弘)監督だったり、チームのみんながアドバイスをしてくれて勝つことができた。チームのみんなに感謝したい」と述べ、チーム一丸での勝利を強調した。

大黒柱の早田も「あとひとつの壁があまりにも高すぎて、厚すぎてっていう感じだと思うが、自分たちがやってきたことを全力で出して、後悔のないように一戦一戦、みんなと力を合わせて頑張っていきたい」と中国との実力を認めつつ、絶対女王からの勝利を誓う。
この映像には、日本の卓球ファンを中心にSNS上でも反応。「みんないい表情やね」「長﨑美柚の心中は悔しいだろうけど、裏方として素晴らしいサポートしてると思う」「美柚ちゃん、ありがとう」「中国の壁は高すぎるけど、チーム一丸で頑張れ日本!」など好感が寄せられている。

卓球王国・中国との最終決戦は24日の午後8時に開始予定。日本は勝てば、53年ぶりの金メダルとなる。

構成●THE DIGEST編集部

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