県警の拳銃射撃大会 警察官が腕を競い合う 技能向上が目的 160人が出場

広島県警の幅広い年代の警察官たちが、拳銃の腕を競い合う大会が開かれました。

広島県警 長野吉克 警務部長
「今後も継続的な各種術科訓練の推進力として力を発揮してもらいたい」

「拳銃射撃競技大会」には、県内の県警本部や警察署から34チーム、約160人の警察官が出場しました。コロナ禍などを理由に、5年ぶりの開催です。

大会は、拳銃の取り扱いに必要な技能の向上などを目的として行われています。拳銃の技術や、適正に使用する判断力が求められます。開始前には、警察官たちが弾を込めずに引き金を引く「空撃ち訓練」をしていました。

広島県警 交通部交通企画課 妻田武 警部補
「凶器を持っているような相手や、市民に危害が加わるような事件に対峙した時を想定して訓練することが必要」

年代・階級・経験の幅広い警察官たちが、真剣な表情で臨んでいました。

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