120分フル出場でリーグ杯制覇の立役者に!タフネス遠藤航に賛辞の嵐「周りが交代するなか不屈のプレー」「適切でエクセレント」

現地時間2月25日に開催されたリーグカップ決勝で、遠藤航を擁するリバプールがチェルシーと聖地ウェンブリーで対戦。0-0で延長戦に突入して迎えた118分に、フィルジル・ファン・ダイクがヘッドで決勝点を叩き込み、南野拓実(現モナコ)が大活躍した2シーズン前以来の優勝を果たした。

遠藤は次々に選手が交代するなか、フル出場。延長戦の終盤に差し掛かった辺りは、流石に疲れの色が見えたが、豊富な運動量で攻守に大奮闘した。

現地メディアはタフさが際立った背番号3をこぞって絶賛だ。それぞれ採点記事で高得点を付け、次のように綴っている。

【PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
『Liverpool Echo』9点
「リバプールが高い位置からプレスをかける際、素早いタックルで印象的なプレーを見せた。チェルシーが落ち着き始めると押し戻されたが、ポゼッションを握り続けた。(60分にファン・ダイクがネットを揺らした際は、遠藤がオフサイドポジションから)ファウルを犯したと判定されたため、ゴールは認められなかった」

『THIS IS ANFIELD』9点
「周りが交代したり、倒れたりするなか、不屈のプレーを見せた。適切でエクセレントなパフォーマンスだった。状況に応じて慎重に、可能な時はいつでも前へ出て、ボックスの端でタックルも仕掛ける。ケレハーの最初のビッグセーブの後、瀬戸際でのスライディングでゴールを死守する見事なブロックもあった」

『Daily Mail』8.5点
「常にボールを受け、リバプールのディフェンスを完璧にスクリーンした。それに日本代表のキャプテンは6番としての巧みなプレーで、チェルシーのカウンターを何度も阻止した」

先日に31歳となった日本代表MFは、印象に残るハイパフォーマンスで、リバプール加入後初タイトルを自らもたらした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社