ミラン、アタランタとの上位対決を優勢に進めるもPKの一撃でドロー【セリエA】

[写真:Getty Images]

ミランは25日、セリエA第26節でアタランタをホームに迎え、1-1で引き分けた。

前節はヨビッチが退場してモンツァに2-4と敗戦した3位ミラン(勝ち点52)は、3日前に行われたヨーロッパリーグでは1stレグのアドバンテージを生かしてレンヌを退けた中、3選手を変更。ジルーやロフタス=チークがスタメンに戻り、アドリをアンカーとする[4-3-3]で臨んだ。

5連勝中の5位アタランタ(勝ち点45/1試合未消化)に対し、ミランは開始3分に先制する。左サイドで仕掛けたレオンがDF2人の間を割って突破しボックス内へ。見事にシュートを決めきった。

良いスタートを切ったミランがボールを持つ中、20分にはフロレンツィの右クロスからロフタス=チークが際どいヘディングシュートを浴びせた。

前半半ば以降もミランが敵陣でボールを持つ展開としていたが、39分にPKを献上。CKをクリアにかかったジルーの足がホルンの頭に接触すると、VARの末にPKとなった。これをコープマイネルスに決められ、試合を振り出しに戻された。

迎えた後半、前がかるアタランタに対し、ミランは61分に勝ち越しの好機。4分前に投入されていたカラブリアがボックス右からシュートに持ち込んだが、GKカルネセッキの好守に阻まれた。

さらに69分、レオンのフィードを受けたボックス右のプリシックがシュートに持ち込むもわずかに枠を捉えきれなかった。

攻勢のミランは77分、ロフタス=チークの強烈なミドルがGKを強襲すれば、80分にはレオン、ジルーと立て続けに決定的なシュートを放つもGKカルネセッキとザッパコスタの好守に阻まれ、1-1でタイムアップ。優勢に試合を進めたが勝ち切るには至らなかった。

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