「みくま」長崎に入港 海自の新型護衛艦 26日まで一般公開

出島岸壁に接岸した新型護衛艦「みくま」=長崎港

 長崎県佐世保を母港とする海上自衛隊の新型護衛艦「みくま」(3900トン、藤井信樹艦長ら約100人乗り組み)が25日、長崎港に入り、出島岸壁に接岸した。
 みくまは新型多機能フリーゲート艦(FFM)「もがみ」型の4番艦。全長133メートル、幅約16メートル。平時の警戒監視対応、有事の対潜水艦戦、対空戦、対水上戦に加え、従来は掃海艦艇が担っていた機雷の掃討・敷設任務にも活用できる。
 出島岸壁で歓迎行事が開かれ、藤井艦長は「この機会に県民の皆さまに海自やみくまへの理解を深めてほしい」とあいさつした。市民は甲板に上がり、海風と景色を楽しんだ。26日も午前10時から午後3時まで無料で一般公開する。

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