元日本代表FW岡崎慎司が今季限りでの引退を発表。3大会連続でW杯出場の37歳ストライカーは「気付いたら体がボロボロで自然と限界を感じました」

ベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)に所属する元日本代表FW岡崎慎司が2月26日、今季限りでの引退を発表した。

37歳の岡崎は、滝川二高を卒業後の2005年に清水エスパルスでプロキャリアをスタート。11年にはドイツのシュツットガルトに移籍し、その後はマインツ、イングランドのレスター、スペインのウエスカ、カルタヘナを経て、22-23シーズンからSTVVでプレーしていた。

日本代表のキャリアも豊富で、ワールドカップに3大会連続出場するなど、119試合・50得点をマークしている。

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引退の発表にあたり、岡崎はSTVVのインスタグラムで以下のようにコメント。

「皆さんにご報告があります。今シーズン限りで引退する事に決めました。サッカー選手として今まで全力を尽くしてきたけど、気付いたら体がボロボロで、そして自然と自分に限界を感じました。このクラブに来た事、このクラブで引退を決意した事は運命だと感じています。

シーズンが終わったら改めて引退について話が出来たらと思います。シーズン最後まで復帰を目指しながらチームに貢献できるよう頑張ります。

応援してくれる人に正直でいたくて、クラブと話をして早くに発表させてもらいました。最後は自分を応援してくれた人の為にも頑張ります」

日本サッカー史に残る37歳のストライカーが、スパイクを置く。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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