独自の「ICい~カード」終了へ 伊予鉄の全電車・バスでSuica、ICOCAが利用可能に

「Suica」や「ICOCA」などの交通系ICカードについて、伊予鉄は、来年3月から全ての電車とバスに利用範囲を拡大すると発表しました。

伊予鉄グループでは、すでに3月13日から市内電車と松山空港リムジンバスについて「ICOCA」や「Suica」など10種類の交通系ICカードの決済システム導入を決めています。

伊予鉄グループによりますと、来年3月からはこれらの路線に加え、郊外電車と路線バスの全線に利用範囲を拡大するということです。

また、サービスの拡大に伴い定期券もすべて「ICOCA」などに変わり、これまでは窓口での購入が必要でしたが、通勤定期に限り、インターネットからも購入可能になります。

一方、伊予鉄グループが2005年から導入している独自の交通系ICカード「ICい~カード」は、来年9月にサービスを終了します。

伊予鉄グループでは、利便性向上を目的にサービスの拡大を決めたと説明していて「多くの人に鉄道やバスを利用してもらえたら」と話しています。

© 株式会社あいテレビ