【真岡】真岡署は22日、特殊詐欺の被害を防いだとして、足利銀行芳賀支店の行員4人に感謝状を贈った。同支店の行員が詐欺被害防止で署から感謝状をもらうのは本年度3回目。
白井朱美(しらいあけみ)さん(51)、小林亜紗美(こばやしあさみ)さん(36)、石塚玲子(いしづかれいこ)さん(59)、次長の渡部英明(わたなべひであき)さん(54)が、生井弘道(なまいひろみち)署長から受け取った。
1月26日午前、市貝町、50代女性が繰り返し支店を訪れ、200万円の振り込み依頼をした後、取りやめ、再び振り込みしようとするなどの様子から詐欺被害を疑い、4人が連携して防いだ。
投資に関する詐欺で最初は実際に入金があり、信用させて大きな額を振り込ませる手口とみられる。渡部さんは「金額も大きく、防げて良かった。さまざまな詐欺の手口、新手のパターンを学びながら対策していきたい」と話した。