「私たちの将来に花が咲くように」 シダレザクラに希望託し植樹 塩谷中創立20周年記念

シダレザクラに水をかける生徒

 【塩谷】塩谷中は22日、同校で創立20周年記念植樹式を行った。生徒らは植樹したシダレザクラに将来の希望を託した。

 同校は玉生、船生、大宮中の3校が2005年に統合し開校してから、4月1日で創立20年目に入る。88人の3年生が卒業する前にと、前倒しで植樹した。

 3年生たちが見守る中、代表生徒9人と青木均(あおきひとし)校長が、あらかじめ植えてあったシダレザクラの周囲に塩をまいて清め、土や水をかけた。青木校長は「100年、200年と生きる木です。大人になっても見守ってほしい」とあいさつ。最後に3年君島悠仁(きみじまゆうと)さん(15)の「私たちの将来に花が咲くように」とのかけ声で威勢良く三本締めした。

シダレザクラに土をかける生徒

© 株式会社下野新聞社