脱炭素化推進へ電気自動車の充電器 矢巾町、役場駐車場に設置

充電器の設置を祝う高橋昌造町長(中央)ら

 矢巾町は電気自動車(EV)の普通充電器2基を役場駐車場に設置した。脱炭素化を推進していく一つのシンボルとして広く利用促進を図る。

 現地で22日、セレモニーを行い、高橋昌造町長は「EV普及のためには充電場所を増やす必要がある。脱炭素社会の実現へ取り組んでいきたい」とあいさつ。盛岡・紫波地区環境施設組合所有のEVに早速充電した。

 充電器(6キロワット)はエネチェンジ(東京)製。日産リーフの場合、30分の充電で約20キロ走行できる。自動車メーカーが発行する充電カードまたはスマートフォンの専用アプリを利用して充電ができる。利用は午前7時~午後9時。

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