【シンガポール】新興カーシェア会社、公共交通大手と提携[運輸]

シンガポールの新興カーシェアリング会社ゲットゴー・テクノロジーズは、同国の公共交通運営大手SBSトランジットと提携した。政府が推進する「脱自家用車依存」計画の一環で、鉄道駅やバス乗換駅の周辺でカーシェアサービスを利用できるようにした。

両社は提携を通じて、ファーストマイル(自宅からバス停・駅まで)、ラストマイル(駅・バス停から自宅など目的地まで)のシームレスな移動ができるようにした。

具体的には、SBSトランジットが運営する都市高速鉄道(MRT)の北東線とダウンタウン線の全駅のほか、主要なバス乗換駅から徒歩10分圏内に、ゲットゴーの計400台超の車両を配備した。

ゲットゴーは声明で、SBSトランジットとの提携により、自家用車への依存を減らすほか、温室効果ガス排出を実質ゼロにするカーボンゼロを掲げる政府目標の達成にも貢献できると説明した。

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