橋岡所属のルートン指揮官、計5G4AのシティWエースにお手上げ!「生で見たなかで最高」「ありがたいことに毎週は当たらない」

現地時間2月27日に開催されたFAカップ5回戦で、橋岡大樹が所属するルートンは、強敵マンチェスター・シティと対戦。橋岡は62分から途中出場し、今冬に加入後ついに新天地デビューを果たしたなか、2-6で大敗を喫した。

特に苦しめられたのが、ダブルエースのアーリング・ハーランドとケビン・デ・ブライネだ。前者には5ゴール、後者には4アシストを許し、独壇場とさせてしまった。

ロブ・エドワーズ監督は、もはやお手上げといった様子だ。地元メディア『Luton Today』によれば、「生で見たなかで最高の9番と10番のコンビが相手だった」と評した。

「リオネル・メッシのような選手がいることは知っているが、今夜のハーランドとデ・ブライネのコンビはとてもセンセーショナルだったし、周りのサポート陣も悪くなかった。私たちは非常に優れた選手たちと戦ったわけだ。我々は全てを出し尽くしたし、面白い試合だった。それは大事な点だ。でも、もっと良くなることも重要だし、そうなると思う」

【動画】デ・ブライネのスルーパスからハーランドがハット達成!
41歳のウェールズ人指揮官はまた、「もっとうまくやれる部分は常にある」と発言。まずは中3日で迎えるプレミアリーグのアストン・ビラ戦に向け、意気込みをこう示した。

「彼ら(シティ)は素晴らしかった。私たちが与えたスペースでとても上手くプレーしていた。だが、うちの選手たちは信じられないほど勇敢で、果敢で、任務を全うし、私が求めている部分、我々がコミットしている部分に忠実だった。

勇気と大胆さを持ちながら、そういうチームと対戦すれば、時には躓く。私たちは変わるつもりはない。とにかくもっと良くなり、成長し続けることだ。ありがたいことに、毎週そのような相手と当たるわけではない」

大量5失点をエネルギーに変え、ルートンは再びプレミアリーグ残留争いに立ち向かう。限られた出場時間ながら、さっそく好印象を残した橋岡のさらなる活躍にも期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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