ロイヤルエンフィールド、アドベンチャーツアラー新型ヒマラヤ450を発表

 ロイヤルエンフィールドは2月26日、アドベンチャーツアラーの新型HIMALAYAN 450(ヒマラヤ・ヨンゴーマル)を発表した。同社初の水冷エンジン“シェルパ450”を搭載するとともに、困難な地形でもパワーとトルクを最適に発揮する「Ride-by-Wire」システムやグーグルマップとのコラボレーションにより、フルマップナビゲーションを備えた「Tripper Dash」を初採用している。

 ロイヤル・エンフィールドの『ヒマラヤ』は常に変化し続け、ときに予測不可能なヒマラヤ山脈にインスパイヤされたモデル。ヒマラヤ山脈を探検するという60年来の伝統に基づき、2016年に初代モデルが登場している。

 今回発表された新型ヒマラヤ450は、水を避ける高い位置のエアインテーク、強靭なフレーム、不意の衝撃に耐えるラゲッジバーを備えている。

 パワーユニットは452cc水冷エンジンと6速ギアボックスを搭載。エンジンの最高出力は40.02ps/8000rpm、最大トルク40Nm/5500rpmを発生する。

 このエンジンは地上高を最大化し、コンパクトなパッケージングを可能とするセミドライサンプ設計を採用。統合ウォーターポンプとツインパスラジエターのセットアップを採用し、最適な冷却を実現している。

 新型6速ギアボックスは、ギアレシオの柔軟性を高め、高速道路での巡航を向上。新設計のクラッチは、ケーブル作動の新型スリップ&アシストクラッチを介して駆動するんため、動作が軽く、寿命も長くなっている。
 
 新型ヒマラヤ450は、より高い最低地上高とロングトラベル・サスペンションを備え、シャシーを路面に干渉させることなく、よりテクニカルな地形に挑むことができる。

 まったく新しいスチール製ツインスパーフレームが、これらの利点をもたらすように設計されていることが影響している。この新フレームは、より硬く、より強くなり、コーナリング性能と安定性にも寄与する。

 サスペンションには新しいSHOWA製カートリッジ式倒立フォークが搭載され、滑らかな路面から渡河まで、幅広いコンディションに対応する。

 足元はフロント21インチ/リヤ17インチホイールの組み合わせで、新開発のアルミ合金リムとビスポークタイヤを採用。幅広の140/80リヤタイヤと相待って、オン/オフを問わない優れたグリップとハンドリング、そしてトラクションと安定性を発揮する。

 また、ライダー&パッセンジャーシートは分割化され、ライダーシートを20mm上方へ調整可能。オプションでローシートも用意され、ライダーはシート高を805mmから845mmまで調整することができる。

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