「絶対に自分が決めたいと」なでしこ藤野あおばが意欲実現のゴール、週末へ向けても「WEリーグも応援に来ていただければ」

アシストした清水梨紗(左)と追加点を決めた藤野あおば(右)が手を合わせる[写真:©超ワールドサッカー]

なでしこジャパンのFW藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)が、北朝鮮女子代表戦を振り返った。
【動画】ボールをはたいてゴール前へ侵入、藤野あおばの見事なヘディング弾!

なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)は28日、パリ・オリンピックアジア最終予選第2戦となる北朝鮮戦を国立競技場で行い、2-1で勝利。2戦合計スコアを2-1とし、2大会連続6度目のオリンピック出場権を獲得した。

試合後のフラッシュインタビューに応じ、なでしこの大先輩、東京NBのチームメイトでもある岩清水梓から率直な想いを問われた藤野は、はにかみながら「本当にすごく嬉しいです」と喜びの声を残した。

第1戦とは異なり、3バックを採用した中で「前の3枚の距離間を縮め、中の連携を高めることを意識」した結果、攻撃に流動性が生まれた。さらに「積極的にゴールを狙っていこう」との思いの通り、76分には清水梨紗のクロスに合わせる見事なヘディングで追加点を奪取。結果を越した。

「梨紗さんがクロス(の態勢)に入った時に、最初はマイナスで受けようと思っていました。ボールは(清家)貴子さんへのパスだったと思うんですけど、絶対に自分が決めたいという気持ちがあったので、うまく決められてよかったです」

「自分のゴールで(パリ行きを)決めたいと思っていましたし、初戦はシュート数が少ないことは自分でも課題に思ったので、今日は積極的にゴールを狙っていこうという姿勢が結果に繋がって良かったです」

激闘を終えたばかりの各選手だが、週末には早くも所属クラブでの戦いが再開し、WEリーグも3月2日からリスタートを切る。藤野が所属する東京NBは現在4位で、再開初戦は3日のノジマステラ神奈川相模原戦となる。

WEリーグ再開に向けての意気込みを問われた藤野は、「こういうシビアな部分はリーグでも求めていきたい」とコメントし、「リーグでも高いパフォーマンスを維持して頑張りたいと思っているので、ぜひみなさんWEリーグも応援に来ていただければ嬉しいです」と、活躍を誓った。

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