月9ドラマ「君が心をくれたから」ロケ地マップを作製、聖地巡礼に一役 長崎県観光連盟

撮影シーンと合わせてロケ地を紹介するマップ(県観光連盟提供)

 長崎県観光連盟は、長崎市など県内各地で撮影し放映中の月9ドラマ「君が心をくれたから」(KTN)のロケ地マップを作製した。多くの人に訪れてもらおうと、ロケ地のうち5市(長崎、佐世保、諫早、大村、西海)29カ所をドラマのシーンと合わせて紹介している。A4判6ページ。4万部を県内外で配布している。観光ポータルサイト「ながさき旅ネット」でも公開している。
 ドラマは永野芽郁さん演じる主人公が、故郷の長崎で忘れられない男性と再会するファンタジーラブストーリー。県内では昨年11月中旬から12月下旬にロケがあった。グラバー園やハウステンボスなどの観光地、県庁そばの防災緑地おのうえの丘などで撮影。諫早市の結の浜マリンパークや佐世保市の九十九島観光公園のほか、ランタンフェスティバルなどイベントもドラマに登場する。
 マップは各ロケ地を地図で示し、撮影シーンを写真で紹介。マップ内のQRコードをスマートフォンで読み取ると、位置情報を確認できる。
 ロケ地を「聖地巡り」する観光客が多いという。同連盟の担当者は「県民には、長崎がドラマの舞台に選ばれるほど魅力あふれるまちだと誇りに感じ、ロケ地巡りで地元の魅力を再発見してほしい。観光客もドラマのシーンを思い浮かべながら歴史や文化、食に触れ、観光を満喫してほしい」と呼びかける。
 ロケ地マップは5市の市役所や、JR長崎駅内の長崎市総合観光案内所、JR佐世保駅内の佐世保観光情報センターなどで配布している。

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