ホークスがリーグ15年目のパティ・ミルズをウェイブ…スパーズで優勝経験のベテランシューター

2月29日(現地時間28日)、アトランタ・ホークスがベテランシューターのパティ・ミルズをウェイブしたと報じられた。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が伝えている。

今シーズンでリーグ15年目を迎えていたミルズは、188センチ82キロのガード。2009年のNBAドラフトで全体55位指名を受け、ポートランド・トレイルブレイザーズでNBAデビューを飾る。その後、母国・オーストラリアや中国のチームを経て、2012年の途中からサンアントニオ・スパーズに加入。2014年の優勝にも貢献し、長年にわたって支柱の役割を担ってきた。

その後、2021年のオフにブルックリン・ネッツへと移籍し、今シーズンはホークスで開幕戦を迎えた。若手が中心のホークスでは出場機会に恵まれず、19試合の出場で1試合平均2.7得点1.1リバウンド0.7アシストを記録している。

オーストラリア代表としても活躍し、昨年の「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」では同18.6得点5.2リバウンド5.0アシストと、衰えを感じさせない活躍ぶり。チームはセカンドラウンド敗退で終わったが、頼れるベテランとしてチームをけん引した。

なおミルズの放出に伴って、これまで2ウェイ契約だったトレント・フォレストが本契約へとアップグレードされた模様。現在、ホークスは26勝32敗でイースタン・カンファレンスの10位につけている。

【動画】昨年のW杯で好プレーを連発したミルズ

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