エムドゥ・モクター、最新アルバム『Funeral For Justice』リリース決定 タイトル曲のMVも公開

ニジェール共和国を拠点に活躍するトゥアレグ族のギタリスト / ソングライターで、ニジェールのサイケ・ヒーローとして世界で注目を浴びるエムドゥ・モクター(Mdou Moctar)が、最新アルバム『Funeral For Justice』を「マタドール」より5月3日(水・祝)にリリースすることが決定。あわせて、タイトル・トラックのミュージック・ビデオが公開されています。

現在のエムドゥ・モクターは、モクターに加えて、リズム・ギタリストのアフムードゥ・マダサネ、ドラマーのスレイマン・イブラヒム、そしてアメリカ人ベーシスト兼プロデューサーのマイキー・コルタンの4人組のバンドして活動しています。2019年に世界的にブレイクしたアルバム『Afrique Victime』のリリース後、世界ツアーを行なった2年間の締めくくりとしてレコーディングされた本作は、ナイジェリア出身である4人組の獰猛な姿を捉えたもの。サウンドはより一層ラウドになり、より速く、よりワイルドに進化し、ギター・ソロはフィードバックが炸裂し、歌詞は情熱的かつ政治的。抑制や失速は一切ない仕上がりです。

「『Ilana』が突破口となったアルバムで、俺たちがむき出しのロック・バンドであるということを示すものだった。そして『Afrique Victime』は、そのヴィジョンの集大成だった。ニューヨーク州北部の、家具ひとつない家で5日間かけて全曲をレコーディングした」とコルタンはコメント。『Funeral For Justice』は、現在のあらゆる状況を鑑みて、政治的なメッセージを強く打ち出した内容となっています。

Photo by Ebru Yildiz

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