また出番なしの鎌田大地にドイツの名門が触手? 田中碧とともに関心と現地報道!

鎌田大地はラツィオで出場機会を得られずにいる。それならば、彼をよく知り、彼もよく知るブンデスリーガのクラブが興味を示すのは当然だ。

昨季のセリエAで2位となったラツィオに大きな期待を背に加入した鎌田だが、開幕から1か月でスタメンの座を失うと、以降はベンチに定着。ルイス・アルベルトの控えとされ、2024年になってからはさらに一層出場機会が減り、退場者3人を出した1日のミラン戦(0-1)でも出番はなかった。

今季の鎌田はセリエAの27試合で先発出場8回。18試合出場の1得点・1アシストという成績だ。最近では地元メディアから「失敗」だったとも評されている。

契約は延長オプションつきの1年と報じられており、現状から今季終了後の“離婚”は濃厚と言われている。つまり、鎌田を狙うクラブにとっては、フリーで獲得できるチャンスだ。フランクフルト時代のパフォーマンスを考えれば、ブンデスリーガのクラブにとっては好機と言える。

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そのひとつが、板倉滉や福田師王が所属する名門ボルシアMGだ。ドイツ紙『Bild』の報道として『Get German Football News』が伝えたところによると、鎌田に関心を示しているという。

ボルシアMGは高額売却が期待されるマヌ・コネの代役を探しているとされ、候補のひとりにはフォルトゥナ・デュッセルドルフの田中碧もあげられている。

Get German Football Newsは、モンペリエのジョリス・ショターも候補だが、275万ユーロ(約4億3000万円)という移籍金から田中のほうが有力候補と伝えた。

来シーズンのブンデスリーガで、板倉、福田、そして鎌田と田中がそろってボルシアMGで戦うことはあり得るのか。夏に大きな注目が集まりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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