大谷翔平の個別メニュー“投球動作の確認”に米メディアが注目!「二刀流スターは止まらない」「信じられないほど意欲的」

現地3月2日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、米アリゾナ州グレンデールで行なわれたシカゴ・カブスとのオープン戦を欠場し、個別メニューで調整を行なった。

昨年9月に受けた右肘手術の影響により、今季は打者専念が濃厚な大谷ながら、この日は時折シャドーピッチングを見せるなど、投球フォームを確認する姿が見られた。

これを受け、ドジャースのニュース専門サイト『Dodgers Nation』は、「ショウヘイ・オオタニがドジャースで投球動作の練習をしているようだ」と題した記事を配信。今季の打者専念を周知の事実として前置きしつつ、「二刀流のスーパースターはリハビリ中もあらゆることへの取り組みを止めない」とその姿勢を称賛した。

さらに「計画どおりに進めば、2025年シーズンのマウンドに立つことになる」と続け、「オオタニは他の選手と異なる形で、正面から怪我に向き合っている」と記述した。また「彼は信じられないほど意欲的な人物であり、フィールド上の成功だけを望んでいる」と伝え、その後もドジャースの背番号17を次のように評した。
「始まったばかりのスプリングトレーニングで、オオタニはマウンドに戻るための小さな一歩を踏み出したようだ。今季は打者としてドジャースの勝利に貢献することに集中しているが、二刀流の能力に取り戻すにはまだやるべきことがある。

これはドジャースにとって明るい兆候であり、来季オオタニが何を見せてくれるのか待ち切れない。今のところ、ロサンゼルスはできる限り彼と協力し、フィールド上の成功をつかむために可能な限り最高の場所へと連れて行くつもりだ」

大谷は、現地3日に行なわれるコロラド・ロッキーズ戦での出場が予定されている。実戦3試合目となるパフォーマンスにも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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