4年ぶりに「春ネギ」出発式開催 京阪神・山陽・中京地区を中心に約45万箱を出荷予定 暖かさで生育は順調

鳥取県西部は西日本有数の白ネギの産地。春ネギのシーズンが到来しました。鳥取県米子市で、4年ぶりに出発式が開かれました。

白ネギの中でも春の温暖な気候に適し、みずみずしくて柔らかく甘みの強い「春ネギ」。

2月29日、JAの関係者や生産者らとの目合わせ会が行われた後、出発式が行われました。

1月の降雪で葉折れなどの影響もありましたが、その後の暖かさで、順調に生育したといいます。

JAとっとり西部 白ねぎ部会 益田佳幸 部会長
「順調に生育したということで、本当に素晴らしいネギに仕上がってきたのかなと。春ねぎをしっかり食べていただいて、まず春を感じていただきたい」

式の後、春ネギを載せたトラックは大阪へ出発しました。

ちなみに、白ネギ部会長のおすすめの食べ方は?

JAとっとり西部 白ねぎ部会 益田佳幸 部会長
「春ネギは甘味がかなりあって、本当にジューシーネギに仕上がっておりますので、天ぷらなんかは本当にそれを感じていただける料理の1つだと思います」

5月中旬までに京阪神や山陽、中京地区を中心に約45万箱を出荷予定で、5億6000万円ほどの売り上げを見込んでいます。

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