レモンのような見た目ですが…「はるか」出荷始まる ハチミツのような甘さで人気

ハチミツのような甘さが人気のかんきつ「はるか」の出荷が広島の大崎下島で始まりました。

呉市豊町で出荷が始まったのは、レモンのような色をした「はるか」です。JA広島果実連が特産にしようと、17年前から本格的に出荷を始めました。

見た目がレモンに似ているため酸っぱいイメージですが、ほどよい酸味でハチミツを思わせるような甘さが、人気を呼んでいます。

JA広島果実連では食べやすくするため「はるカット」というカット法の普及に取り組んでいます。香港にも輸出しているということで、「満月を連想させる縁起の良いかんきつ」として高い評価を受けているそうです。

「はるか」生産者 川本正博さん
「レモンみたいに黄色いんでちょっと酸っぱいイメージがあるが、全くそんな感じがなくてそのアンバランスが最高にいいですね。『はるカット』で是非召し上がってみて下さい。よろしくお願いします」

「はるか」の出荷は4月中頃まで続き、約560トンが出荷される予定です。

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