2月の岩手県内企業倒産数9件 単月で令和最多 

 東京商工リサーチ盛岡支店は、2月の岩手県内企業倒産をまとめ、件数は9件(前月比6件増)、負債総額は39億8300万円(同37億9500万円増)だった。単月の倒産件数としては令和になって以降で最多となった。

 負債総額が10億円を超える大型倒産は、雫石町の旅館経営(負債総額28億7400万円)。新型コロナウイルス関連は5件で、旅館経営のほか、盛岡市のタクシー業(同4億1千万円)、大船渡市のリフォーム工事(同7600万円)、花巻市の自動車整備業(同7千万円)、久慈市の新聞販売店経営(同6400万円)。

 ほかは一関市の石材加工・墓石販売(同2億1千万円)、北上市の一般貨物自動車運送業(同1億8900万円)、大船渡市の土木工事(同8千万円)、盛岡市の農産物生産・販売(同1千万円)。

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