「大変だしつらかったけど…」福島県立高校入試2024「前期選抜」試験終え受験生は

5日、福島県内の県立高校では「前期選抜」の試験が一斉に行われました。緊張感を漂わせながら、試験担当の高校教師の言葉に耳を傾ける受験生たち。

前期選抜は、県内の県立高校で午前9時から始まり、このうち郡山高校では特色選抜と一般選抜合わせて334人が試験に臨みました。郡山高校の受験倍率は、英語科が1.20倍、普通科が1.44倍となっていて、普通科は前期選抜で最も高い倍率となっています。受験生たちはこれまでの勉強の成果を発揮しようと試験が始まる直前まで参考書を読み試験に挑んでいました。

県教育委員会によりますと、前期選抜の全日制は定員1万1745人に対して1万1103人が受験していて、平均倍率は0.95倍となりました。

県立高校入試で、これまでのところ目立ったトラブルの報告はないということです。前期選抜の合格発表は、3月14日に行われます。

およそ半日に及ぶ試験を終えた受験生たちは…。

受験生「難しい。問題もいっぱいあって、本当に受験大丈夫かなということが多かったが、がんばってきた積み重ねがきょう出せたと思うのでよかった」 受験生「解放された。国語は全然できなかったけど、英語はできました」 受験生「字は汚いけど真摯に書いたので、たぶん受かると思う。今まで休日とかすごいやっていたので、がんばりが報われてよかった。報われたかわからないですけど」 受験生「(受験勉強は)大変だしつらかったけど、きょう受けられたのでよかった」 受験生「大変なこともあったけど、周りのサポートがあり乗り越えることができた。(発表は)緊張はするけど落ち着いて待ちたい」

受験生からは「受験勉強が大変だった」という声が多く聞かれました。

きょうの学力試験を終えたみなさん、まずはお疲れさまでした。

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