「イタリアで出場停止、CLで主役」“レッド3連発”主審の抜擢に伊メディアがチクリ「ベルナベウのピッチに立つ」

1試合で退場者3人――現地3月1日に行なわれたセリエA第27節のラツィオ対ミランは大荒れの内容となった。

0-1で敗れたホームチームは57分、ルカ・ペッレグリー二が2枚目のイエローカードで退場。90+3分にアダム・マルシッチが危険なプレーで、その2分後にはマテオ・ゲンドゥジが報復行為で、それぞれ一発レッド。8人でタイムアップを迎えた。

この試合を裁いたのはマルコ・ディ・ベッロ主審。3度の退場処分を含め、不可解なジャッジが指摘され、停職処分の可能性が浮上しているなか、3月6日に開催されるチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第2戦、レアル・マドリー対RBライプツィヒで、第4審判員に指名されたという。

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この決定にイタリアメディア『メディアセット』が反応。「イタリアでは出場停止、チャンピオンズリーグでは主役。これがマルコ・ディ・ベッロの運命だ」と皮肉まじりに報じている。

記事は「セリエAでは約1か月離脱することになるが、代わりに水曜日の夜にベルナベウのピッチに立つことになる」とし、「規定により、主審が負傷した場合には、第4審判員が代わりを務めることを忘れてはならない」と伝えている。

渦中の42歳は、CLの8強入りが決まるビッグマッチで小さくない注目を集めそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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