なぜ22歳の怪物は大谷翔平を“ツンツン”したのか。まさかの珍行動に二刀流スターから返ってきた意外な答えとは?

シンシナティ・レッズの内野手エリー・デラクルーズが、昨季までロサンゼルス・エンジェルスに在籍していた大谷翔平(現ロサンゼルス・ドジャース)を“ツンツン”した真相を激白した。

昨年の現地8月23日の試合で、大谷が二塁打を放った直後の出来事だった。ベース上で腕を組んだ二刀流スターの左ひじ付近を、デラクルーズが興味深げに“ツンツン”。ふたりの微笑ましいやり取りが大いに話題となっていた。

そうしたなかで現地3月4日、MLB公式Xは「エリーがとった行動の真意が分かった!」とデラクルーズへのインタビュー動画を配信。22歳の怪物スラッガーは、黒のTシャツを身に纏い、サングラスをかけて登場すると、次のように語った。
「彼らと対戦するときに、やろうと計画していたんだ。だって、あの男は最強すぎるから。『もし彼が俺のそばを通ったら、本物かどうかツンツンして確認してみる』とチームメイトにも宣言していたんだ」

さらに、デラクルーズは大谷との秘密の会話も明かす。

「俺がツンツンしたとき、彼は笑いながら『君こそ僕がつつくべき人だよ』と言ってくれたんだ」

デラクルーズはメジャー1年目の昨季、98試合に出場して打率.235、13本塁打、35盗塁をマーク。デビューから15試合目でサイクルヒットを達成するなど、期待の超新星として注目されている。

構成●THE DIGEST編集部

© 日本スポーツ企画出版社