「おじさん構文」「おばさん構文」なるものが話題になっている。LINEのやりとりに表れる中高年特有の文章スタイルのことだ。長文で句読点が多く、絵文字を多用するのが特徴。同世代のやりとりでは通用しても、Z世代の若者には違和感を与えるらしい。
〈句点を打つのも、おばさん構文と聞いて…この一首をそっと置いておきますね~ 優しさにひとつ気がつく ×でなく○で必ず終わる日本語〉。2月8日、福井ゆかりの歌人俵万智さんが自身のX(旧ツイッター)につぶやくと、12万の「いいね」がついた。
一体どんな「構文」なのか。情報リテラシー教育が専門でSNS事情に詳しいITジャーナリストの高橋暁子さん(成蹊大学客員教授)によると、次のようなLINEはおじさん構文だという。
「文章が長い」「句読点が多い」「改行が多い」「片仮名が多い」「絵文字が多い」「聞かれていないのに自分語りをする」
⇒【もっと詳しく】おばさん構文、若者のLINEの特徴は?その背景も分析