ブレックス観戦ツアー、障害児に 宇都宮大生が企画、参加募る

チラシを映したタブレット端末を持つ小山さん(右)ら

 【宇都宮】宇都宮大の障がい児支援サークル「NOBA」は23日と4月7日、知的障害や発達障害のある小学1年から中学3年の子どもと家族を対象としたバスケットボールB1宇都宮ブレックスの試合観戦ツアーを行う。10日まで、参加希望者を募集している。

 同サークルは毎月、障がい児を対象に科学教室や工作教室を開くなどの活動をしている。障害のある子どもがいる家族は外出しづらいという悩みを抱えていることがあるため、観戦ツアーを企画した。

 当日はJR宇都宮駅か同校陽東キャンパス11号館に集合し、次世代型路面電車(LRT)に乗って元今泉5丁目のブレックスアリーナ宇都宮に向かう。

 サークルの小山凜志朗(こやまりんしろう)代表(20)は「LRTに乗って大学生と一緒にバスケの試合を見に行きましょう」と応募を呼びかけている。

 午後1時~5時半。定員は各日4組程度。参加費は子ども2千円、大人2500円。LRT運賃は各自で支払う。応募は申し込みフォームで受け付ける。応募多数の場合は抽選。問い合わせはメール(noba.udai@gmail.com)などで受ける。

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