高知市の居酒屋で酢カキなどが入った刺身の盛り合わせを食べた客からノロウイルス検出 店員からも【高知】

3月2日、高知市の居酒屋で食事をした男女4人に下痢などの症状が出て、その後の検査でノロウィルスが検出されました。

高知市保健所によりますと、3月2日の夜に高知市横浜の居酒屋「おばんざい 海幸」で酢カキなどが入った刺身の盛り合わせなどを食べた20代の男女4人に下痢・嘔吐の食中毒症状がでました。保健所が調べたところ、男女4人のうち3人からノロウィルスが検出されるとともに、店の従業員5人のうち4人からもノロウィルスが検出されました。

感染経路などは不明ですが、提供した食品が原因とみて高知市はこの店を3月6日から3日間の営業停止処分としました。高知市が確認した食中毒は今年4件目で、去年1年間の8件と比べて多いペースで確認されています。高知市では手洗いの徹底を呼び掛けるとともに、カキ等の二枚貝の生食や加熱不十分な調理法などを避けるよう呼び掛けています。

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