喜びの春です。6日、鳥取大学で前期日程の合格発表が行われ、5年ぶりにキャンパス内での番号掲示で合格発表が復活しました。
合格発表の時間が近づくと、鳥取大学鳥取キャンパスには、1人、また1人と受験生が集まってきました。
そして午前11時、発表の瞬間です。
受験生
「よっしゃー!」
受験生
「あるある!」
キャンパス内で受験番号を掲示する発表方法は、コロナ禍で見合わせられていましたが、今年は2019年以来、5年振りに復活しました。
自分の番号を見つけた受験生は友人と手を取り合ったり、家族に電話で報告したりして喜びを分かち合っていました。
京都からの受験生
「合格しましたよ」
記者
「報告したのは?」
京都からの受験生
「お父さんです。喜んでくれてて、良かったです。感無量な感じですごくうれしいです。やっと叶えられたので」
米子からの受験生
「すごくうれしいです。ちゃんとした努力が報われたなというのがあります」
大阪からの受験生
「今までが報われた感じでうれしかったです。自分のやりたいことをやっていく生活にしたいなと思っています」
受験生の母親
「わざわざ見に来て良かったです」
記者
「今夜は何を食べますか?」
受験生の母親
「お肉です!」
鳥取大学の前期日程は、4つの学部の定員712人に対し、1773人が受験。
6日に発表された合格者は、791人でした。
大学の合格発表はインターネットでの発表が一般的になりましたが、鳥取大学では、敢えてネットの発表の2時間前に掲示板での発表を行いました。
ただ、以前見られた在校生による胴上げなどの風景は見られませんでした。