<サッカー>横浜F・マリノスと山東泰山の試合で衝突、両軍スタッフが退場処分に

サッカーのアジアナンバーワンクラブチームを決めるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)は6日、各地で準々決勝の第1戦を行い、横浜F・マリノスは中国の山東泰山と敵地で対戦し、2-1で先勝した。

サッカーのアジアナンバーワンクラブチームを決めるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)は6日、各地で準々決勝の第1戦を行い、横浜F・マリノスは中国の山東泰山と敵地で対戦し、2-1で先勝した。

横浜は、前半7分にペナルティーエリア内でこぼれ球を拾ったFWアンデルソン・ロペスが左足で鮮やかなゴールを決めて先制。後半24分にはFWヤン・マテウスがパス交換から左足で追加点を決めた。後半アディショナルタイムに失点したが、ホームで次週行われる第2戦を前に優位に立った。

後半アディショナルタイムには、タッチライン沿いでの両軍選手同士の激しい体のぶつかり合いからスローインになり、ボールを受けた横浜の喜田拓也に山東のチェ・ガンヒ監督らが詰め寄った。ピッチ内に入って主審に抗議した山東のスタッフにレッドカードが提示された後、両軍のベンチスタッフが入り乱れ、横浜のスタッフにレッドカードが提示され、さらにチェ・ガンヒ監督にもイエローカードが提示された。

中国スポーツメディアの直播吧は、両軍へのカード乱発について、「試合終了のホイッスルが鳴ると、泰山の選手らがヨルダン人の主審に詰め寄り説明を求め、スタンドの泰山サポーターからは主審に対するブーイングが飛んだ」とし、チェ・ガンヒ監督が試合後の会見で「何も言うことはない。これ以上、選手たちに何を要求できるのか。こんな試合で」と口にしたことにも触れた。(翻訳・編集/柳川)

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