ドイツの鉄道・空港でスト 一部空港は出発便キャンセル

[ベルリン 7日 ロイター] - ドイツでは7日、鉄道の運転士、空港の警備担当者、航空大手ルフトハンザの地上職員のストライキが実施されており、旅行者を含め数百万人に影響が及ぶ見込みだ。

ドイツでは物価高や人手不足を背景に鉄道、航空、公共輸送部門でストが頻発している。

運転士のストは0100GMT(日本時間午前10時)から開始。ドイツ鉄道(DB)は、前回1月のストよりも運行本数は少なく、ごく一部にとどまっていると警告している。

ドイツ機関士労組(GDL)は賃金を維持しながら労働時間を短縮するよう求めており、ストは35時間続く予定。

またフランクフルトとハンブルクの空港では、警備担当者のストで7日の出発便がキャンセルとなっている。

フルトハンザ航空の地上職員も7日と8日にストを実施する。

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