「綺麗なランニングフォーム!」大谷翔平の“隙のない走塁”に陸上界のレジェンドが絶賛!同僚も積極的な姿勢を称える

現地3月6日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、米アリゾナ州グレンデールで行なわれたシカゴ・ホワイトソックスとのオープン戦に「2番・DH」で出場。初回に出塁すると、積極的な走塁を試みた。

先頭のムーキー・ベッツが四球を選び出塁。ワイルドピッチの間に二塁に進み、大谷はフルカウントで迎えた6球目をセンター方向へ弾き返すと、詰まった打球は相手ショートが追いつきキャッチされるも、全速力で一塁を駆け抜け内野安打とした。

無死一、三塁の好機で、続くフレディ・フリーマンはレフトにフライを上げた。ベッツがホームに向かってタッチアップをする間、29歳のサムライも一塁から二塁へ向かって軽やかに進塁した。
隙のない走塁を見せた背番号17にフリーマンは、「最も印象的だったのは、外野へのフライで一塁からタッチアップした場面かな。こういったプレーがシーズン中、勝利に繋がるんだ」と賛辞を贈ったと、地元メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者が伝える。

陸上400m障害でシドニー、アテネ、北京と五輪3大会に出場した為末大も同映像をチェックしたようで、「きれいなランニングフォームです」とXで絶賛した。

陸上界のレジェンドまでも舌を巻く走りを見せる大谷。昨秋に右肘を手術したことから今季は打者に専念する予定だが、打撃以外の面にも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

© 日本スポーツ企画出版社