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チャンピオンシップ進出に向け、負けられない広島ドラゴンフライズは、主力の 寺嶋良 を故障で欠く中、西地区で4位・5位を争う佐賀バルーナーズとアウェイで対戦しました。
ゲームキャプテンの寺嶋が、右ひざの側副じん帯損傷などで全治8週間から10週間と不在となる広島。この最大の危機にルーキーの 中村拓人 が代役を務めます。
その中村が鋭いドライブで守備陣を切り裂き、レイバックシュートを鮮やかに決めると、互角の展開の中、もう1人のゲームキャプテン、ドウェイン・エバンス が3ポイントを2本決めて、第1クォーターをリードします。
第2クォーターに入ると攻撃力がさく裂。上澤俊喜 が2本の3ポイントシュートを決めると、アイザイア・マーフィー も負けじと2本の3ポイントシュートを沈めます。
さらに中村がブザービーターで3ポイントを決めて、このクォーターだけで29得点を奪い、試合を優位に進めます。
この日は、ケリー・ブラックシアー・ジュニア が3ポイント2本を含むチームトップの21得点。
寺嶋の穴を全員でカバーし、19点差で快勝。試合後には寺嶋の背番号「0」を掲げて結束力を高めました。
広島ドラゴンフライズ ドウェイン・エバンス 選手
「非常にいい勝ちでした。寺嶋がいない中、しっかりと全員ががんばってつかんだ勝利だった。2週間あと、会いましょう」
― 広島ドラゴンフライズは、5位・佐賀との直接対決を制し、4位を死守しました。ワイルドカード争いは2位・島根まで2ゲーム差の5位。リーグは2週間後の京都戦から再開。負けられない戦いは続きます。