やっぱりこれが一番うまい…「花の待つ駅かれい川」2連覇 九州駅弁グランプリ決勝大会

「花の待つ駅かれい川」(手前)、「わっぜぇうまか!! 薩摩黒膳弁当でごわす。」(中央)など決勝大会に進出した鹿児島・宮崎の駅弁

 JR九州が主催する九州駅弁グランプリ決勝大会が7日、福岡市であり、嘉例川駅(霧島市)の「花の待つ駅かれい川」(森の弁当やまだ屋)が2年連続でグランプリに輝いた。鹿児島中央駅(鹿児島市)の「わっぜぇうまか!! 薩摩黒膳弁当でごわす。」(城山ストアー)も昨年に続き準グランプリに選ばれた。

 14回目の今回は、九州各県の駅や観光列車内で販売されている45点がエントリー。購入者投票1927票の上位10点が決勝大会に進み、鉄道写真家やアナウンサーらが審査した。

 「花の待つ駅かれい川」は竹皮製の弁当箱に霧島産黒米のご飯を詰め、サツマイモのかき揚げ「がね」や煮物などふるさとの味が並ぶ。山田まゆみ代表(66)は観光特急「はやとの風」の運行を機に弁当を作り始めた。「20年周年の節目。『はやとの風』が走らなくなっても買いに来てくださるお客さまの思いに応えるため、もっと腕を磨きたい」と話した。

 上位10点にはやまだ屋の「百年の旅物語かれい川」、西都城駅(都城市)の「都城郷土料理かしわめし」(せとやま弁当)も入った。

(別カット)「花の待つ駅かれい川」(手前)、「わっぜぇうまか!! 薩摩黒膳弁当でごわす。」(中央)など決勝大会に進出した鹿児島・宮崎の駅弁

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