食中毒原因「ノロウイルス」と特定、患者は7人増え27人に 1年以内の再発で店は無期限営業禁止処分に 島根県出雲市

JR出雲市駅前にある居酒屋を利用した20人以上が、下痢や吐き気、発熱などの症状を訴えている食中毒、島根県は3月8日、原因をノロウイルスと特定しました。

食中毒が発生したのは、出雲市駅南町にある和食居酒屋です。

症状を訴えているのは、この店が2月29日から3月3日までに提供した食事を食べた島根県と岐阜県、神奈川県在住の人からなる7グループ計27人です。27人は、なべ物や刺身、天ぷらなどからなるコース料理を食べたということです。
入院した人はなく、全員快方に向かっています。

島根県保健環境科学研究所で検査を行ったところ、患者の便からノロウイルスが検出されたため、出雲保健所は、食中毒の原因をノロウイルスと特定しました。

この店は2023年7月にも食中毒で4日間の営業停止の処分を受けていて、1年以内に再度食中毒が発生したことから、再発防止策が講じられたと保健所が確認するまで無期限の営業禁止の処分となっています。

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