夢の舞台へ決意新た ハウステンボス歌劇学院 卒業式

歌劇団のテーマソング「夢の扉」を斉唱する卒業生(前列)=長崎県佐世保市、ホテルヨーロッパ

 プロの舞台人を育成する「ハウステンボス歌劇学院」(坂口克彦学院長)第10期生の卒業式が7日、長崎県佐世保市のハウステンボス内ホテルヨーロッパであり、卒業生7人が夢への第一歩を踏み出した。
 卒業生は昨年5月に入学し、舞踊や演劇、和楽器演奏などを学んできた。今後は実習生としてハウステンボス歌劇団で1年間の舞台実習に挑戦する。3月17日の公演が初舞台となる。
 式で坂口学院長は「夢に向かって素晴らしい人生を歩んでいくことこそが、これまで支えてくれた先生や家族に対する恩返しになる」と式辞。卒業生代表の笠原愛心(あみ)さんは「どんな困難が訪れようと自分を信じて同期と助け合い、道を切り開いて輝き続けられるよう努力を惜しまず精進することを誓う」と決意を語った。

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