上富田町が災害備蓄でスーパーと契約

上富田町は、災害時の備蓄物資を確保するため、このほど地元スーパーと流通在庫を活用する契約を結びました。

町によりますと、庁舎などで保管する場合と比べ、スペースが不要になり、使用期限による商品廃棄削減にもつながるとしています。

町では、飲料水およそ2100リットルやおむつおよそ3200枚など4品目をスーパーに保管してもらって売買予約権利金として毎月3400円を支払い、災害発生時にはさらに物資への代金を支払うということです。

今回の取り組みについて上富田町総務課の楠本剛史(くすもと・たけし)庶務・危機管理班長は「民間事業者の力を借りることで災害時に集中するさまざまな業務に注力することができる」と話しました。

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