宇都宮市本丸町の宇都宮城址(じょうし)公園で、早咲きのカワヅザクラが見頃を迎えている。
9日は園内で「宇都宮城桜まつり」(「よみがえれ!宇都宮城」市民の会主催)が開催され、花見客でにぎわった。
55本が植えられており、市公園管理課によると同日現在、七~九分咲き。降雪などの影響で開花は例年より3日ほど遅く、あと2週間ほど楽しめる見込み。
この日はレジャーシートを広げて花見を楽しむ家族連れや、熱心にカメラを構える人の姿が見られた。
友人3人で訪れた高根沢町宝積寺、大場千枝子(おおばちえこ)さん(76)は「電車に乗って何年かぶりに来た。公園内はお城の面影もあって、カワヅザクラがとてもきれい」と話した。