ゆるーく俳句を楽しんで 長崎市の「Hajikko商店」 住民集まり自由に創作中

作品が掲示されているショーウインドー

 長崎市南部地区のフリーペーパーを発行している「Hajikko商店」(同市江川町)では隔週の水曜午後、住民が俳句を詠み合っている。作品は近くの茶専門店「新緑」のショーウインドーに掲示中。
 同商店の寺田隆宏さん(41)が題目を設定し、参加者は季語を入れて自由に句作。春に事業を始める若者の高揚感を表現した「候補地は パン屋のとなり 風光る」など個性的な作品が生まれているという。
 現在は4人ほどで活動しており「堅苦しくなく、ゆるーく楽しんでいる。興味がある人はHajikkoへ遊びに来てもらえれば」と寺田さん。次回は13日午後3時からで、題目は「春の日」。

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