「31歳の日本代表がプレミア屈指の選手に」マンC戦で強烈インパクトの遠藤航をクロップ監督が誇示!「ワールドクラスに成長した」

遠藤航が所属するリバプールは現地時間3月10日、プレミアリーグ第28節でマンチェスター・シティとホームで対戦。23分にCKから先制点を奪われた後、50分にアレクシス・マカリステルのPKで追いつき、1-1で引き分けた。

先月に31歳となった森保ジャパンの主将は、3日前のスパルタ・プラハ戦(5-1、ヨーロッパリーグのラウンド16第1レグ)に続いてフル出場。デュエルモンスターとして、潰し屋として、中盤で攻守を繋ぐ重要なタスクを全うし、改めて確かな存在感を示した。

現地メディアがこぞって賛辞を寄せるなか、ユルゲン・クロップ監督も大一番でのパフォーマンスに、大いに満足しているようだ。英公共放送『BBC』のインタビューに応じた際に、こう言い放った。

「31歳の日本代表のキャプテンと契約して、その彼がプレミアリーグで傑出した選手になるなんて。ワールドクラスに成長するかどうかなんて決して分からないけど、それが実際に起きたんだ」

【画像】ペナルティエリア内で蹴りを入れられるもPKなし。クロップ監督が不満を爆発させたシーン
熱血漢はまた、タイムアップ直前にアレクシス・マカリステルがペナルティエリア内で蹴られながら、PKを得られなかった場面に言及。お咎めなしの判定に不満を露わにした。

「100%ペナルティだった。100%ファウルだったし、おそらくイエローカードだった。iPadを持っていた私の周りの人たちはみんな、『ワオ、明らかだ』と言っていた。多分、彼ら(審判団)は『明確で明白なものではない』という言葉の陰に隠れるだろう」

首位攻防戦で宿敵と勝点1を分け合ったリバプールは、同じ勝点64のアーセナルを得失点差で下回り、2位に後退した。優勝争いはより熾烈を極める、非常に痺れる展開となったなか、最終盤で再び連勝街道を突き進めるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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