マンCとの大一番で中盤を支配!遠藤航を現地メディアが最高評価「リバプールの控えめなスターは今回も見事」「デュエルで負け知らず」

現地時間3月10日に開催されたプレミアリーグ第28節で、遠藤航を擁するリバプールは、マンチェスター・シティと本拠地アンフィールドで対戦。23分にCKから先制を許した後、50分にアレクシス・マカリステルのPKで追いつくも、逆転弾までは奪えず。1-1のドローに終わり、同じ勝点64のアーセナルを得失点差で下回り、2位に後退した。

遠藤はコンディション不良を経て、先発復帰した3日前のスパルタ・プラハ戦(5-1、ヨーロッパリーグのラウンド16第1レグ)に続いてフル出場。白熱の首位攻防戦でアドレナリンが出た部分もあったか、中盤での潰し役としていつにも増して存在感を発揮し、複数に渡って攻撃の起点ともなった。

現地メディアは揃って高評価を下しており、『90min』は採点記事でトップタイの8点を付与。寸評には次のように綴った。

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「リバプールの控えめなスターは今回も見事だった。中盤でカウンタープレスを炸裂させ、デュエルに負ける場面はほとんどなかった」

また、『Anfield Watch』と『Liverpool.com』は7点を提示。それぞれ「6番のポジションで整理整頓を行ない、常に守備と攻撃の繋ぎに貢献。今回も堅実」「中盤で落ち着いた存在。ボールを巧みに扱い、上手くプレーした。前の選手は、彼から貰ったチャンスをもっと活かすべきだった」とレポートした。

中2日の疲れを全く感じさせず、タイムアップの瞬間までハードワークを続けた遠藤。プレミアリーグ王者にして欧州王者、そして世界王者相手に確かなインパクトを放ち、その名をさらに知らしめたと言えそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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