東日本大震災から13年 学校、企業、自治会などで一斉に地震対応訓練 157団体1万7000人参加=静岡・三島市

東日本大震災の発生から2024年3月11日で13年です。静岡県三島市は、市内一斉で地震の揺れから身を守る避難行動訓練を実施しました。

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<三島市職員>
「地震が発生しました。身を守る行動をとってください。身を低くし、頭を守って、動かないでください」

午前10時、三島市役所では地震発生のサイレンで訓練が始まりました。

三島市では毎年3月11日に学校や企業、自治会などで一斉に避難行動の訓練をしていて、2024年で9回目となります。

11日は、三島市内で2023年よりも多い157団体、約1万7000人が訓練に取り組みました。

<参加した市民>
「危機感を感じまして、家族それぞれ4月から別れて暮らす。それぞれ一人暮らしで防災グッズを買おうと決めました」

<三島市 豊岡武士市長>
「まず、自らの命は自ら守る。自分たちの地域は自分たちで守る。避難所生活を送らなくて済むような対応をしていただけるとありがたい」

2024年は1月1日に能登半島地震が起きて多くの犠牲者が出たこともあり、市民たちは自らの身を自ら守る大切さを再確認していました。

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