“再審法”改正へ議連発足 超党派の国会議員約130人 審理の長期化見直しなど検討

冤罪被害者の速やかな救済につなげようと、再審=裁判のやり直しの法的な改正を目指す国会議員の連盟が3月11日発足し、初めての会合を開きました。

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11日に開かれた初めての会合には党派を超えた約130人の国会議員らが出席し役員を決めたほか、発足のいきさつについての説明がありました。

再審制度は刑事訴訟法で規定されていますが、70年以上にわたり一度も改正されていません。

通常の刑事裁判と違って審理の進め方などが具体的に定められていないため、再審は審理の長期化などが問題となっていて、日弁連などが法改正を求めてきました。

議員連盟は今後、法曹関係者や冤罪被害者などにもヒアリングを行い、再審制度のあり方について検討を進める方針です。

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