屋外から子どもの叫び声 肌着姿で迷子の2歳男児を保護 群馬県警館林署が親子に感謝状

 迷子の2歳男児を保護したとして、群馬県警館林署(川合智久署長)は館林市の介護職員、大川直美さん(50)=写真左=と娘で看護師の瑠美さん(28)=同右=に同市の同署で感謝状を贈った。

 1月29日午後5時40分ごろ、自宅にいた2人は屋外から子どもの叫び声が聞こえたため確認したところ、肌着姿で大人用の靴を履いている男児を発見。男児の保護者が見当たらなかったため、自宅にあった子ども服や靴を貸して男児を保護し、110番通報した。男児はその後、無事に保護者に引き渡されたという。

 2人は「無事に親御さんの元に帰ることができて良かった」と話した。川合署長は「子どもの声に気付き、行動を起こしてくれたおかげ」と感謝した。

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