【フィリピン】エドサのバス路線、民間から意見聴取[運輸]

フィリピン政府の官民連携(PPP)事業を管轄するPPPセンターは12日、マニラ首都圏の幹線道路エドサ通りの専用車線を走るバス路線「エドサ・バスウエー」の運営・保守民営化に向けて、利害関係者などから意見を求める予備調査を開始したと発表した。

今月8日に開催した利害関係者との協議には、民間から約60社・団体、政府側から運輸省をはじめとする5機関が参加した。計画に対する民間側からのフィードバックや意見を求め、潜在的な課題や懸念事項を洗い出した。

エドサ・バスウエーは、同じくエドサ通りの専用車線を走る既存の循環路線バス「エドサ・カルーセル」を補強する。運営・保守事業では、増設するバス停や運転指令所、車庫の設計・建設、エドサ通りなど幹線道路を通る専用車線の整備が想定される。

バウティスタ運輸相は先月、政府主導で入札を実施する考えを示した。

© 株式会社NNA