「彼には生涯バルセロナで」 初CLで堂々プレーの17歳CBクバルシを主将も絶賛

バルセロナ主将のセルジ・ロベルト。[写真:Getty Images]

バルセロナがチャンピオンズリーグ(CL)ベスト8進出を果たした。

ラウンド16でナポリと激突したバルセロナは敵地での1stレグを1-1で引き分け、12日にホームでのリターンレグを迎えると、3-1で勝利。2戦合計4-2で次のラウンドに駒を進めた。

バルセロナにとって、4シーズンぶりのCLベスト8進出となり、途中出場で勝負を決める3得点目をアシストした主将のセルジ・ロベルトも歓喜した。

「素晴らしい夜だ。このクラブがふさわしい場所にたどり着くのは4年ぶりのこと。ファンにもその価値があるし、今夜はとても重要だった」

「試合をうまくスタートさせるのがキーだったし、それを実行できたね。彼らは2-1で試合に臨む形になったんだ」

「ナポリでの試合の前半はとても良かったけど、やり切れなかったを振り返ると、ここでもそうならないようにできて嬉しかったよ」

32歳MFはまた、ロベルト・レヴァンドフスキが決めたチーム3得点目のアシストシーンも解説した。

「3点目に繋がったあの動きではすべてが完璧に噛み合った。(イルカイ・)ギュンドアンが僕にボールを出してくれて、目の端でレヴァンドフスキがボックス近くにいるのを見たんだ!」

そして、この試合がCLデビュー戦ながら、センターバックとしてフル出場し、マン・オブ・ザ・マッチに輝いた17歳のパウ・クバルシに賛辞の言葉を送っている。

「クバルシはインクレディブルだった。本当にピッチ上で最高の選手だったよ。あの年齢は僕ら全員を驚かせてやまない」

「僕らは若手があのようなプレーをして、準々決勝に進出した。彼には生涯にわたってバルセロナでプレーしてほしいね」

「謙虚で、才能があり、努力家。それがラ・マシア流だ」

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