コアラの赤ちゃん「雌」でした イングランドの丘が性別訂正 愛称は引き続き募集 兵庫・南あわじ

母親のおなかに抱きつく赤ちゃんコアラ=(淡路ファームパーク・イングランドの丘提供)

 兵庫県南あわじ市八木養宜上の観光施設「淡路ファームパーク・イングランドの丘」は12日、「雄」として愛称を募っているコアラの赤ちゃんについて、正しくは「雌」だったと発表した。愛称は引き続き3月末まで募集する。

 同施設によると、赤ちゃんは昨年7月に生まれ、その後2回、職員らが性別を雄と判定。母親のウミ(9歳)に密着して生活しているため、撮影した写真などを基に判断したという。

 一方で12日、赤ちゃん単独で健康診断したところ、獣医師らが雌だと確認した。

 同施設は性別の訂正についてホームページで公表。既に「男の子」として愛称を考え、応募した人を対象に、再応募をメール(englandhill@gmail.com)で受け付ける。

 初めて応募する人は、これまで通り同施設のコアラ館に設けた応募箱で受け付ける。愛称は4月14日に発表される予定。(劉 楓音)

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