Devjyot Ghoshal
[バンコク 13日 ロイター] - レモンド米商務長官は13日、米国の半導体生産の多角化からタイは利益を得ることができるとの見方を示した。米企業は同国への投資を「急増」させる用意があると述べた。
訪問先のバンコクでのイベントで「半導体の生産は1─2カ国に危険なほど集中している」と指摘。生産の多様化を図るため、米国はインド太平洋経済枠組み(IPEF)の加盟国への追加投資を推進していると説明した。
「半導体生産の供給網(サプライチェーン)を多様化することは、米国、タイ、IPEF加盟国全てにメリットがある」と指摘。「米国の多国籍企業がサプライチェーンの多様化を模索する中で、タイが候補地の筆頭に挙がることが多くなっている」と述べた。
レモンド氏は14日にセター首相と会談する。