佐々木だけじゃない!日に日に存在感を高める巨人ドラ4・泉口友汰

13日終了時点でオープン戦打率12球団トップのドラフト3位・佐々木俊輔(日立製作所)に注目が集まる中で、同4位の泉口友汰(NTT西日本)も開幕一軍入りへ向け日に日に存在感を高めている。

『2番・遊撃』で出場した9日のオリックス戦、7回の第4打席に左の山田修義からレフト前に弾き返すと、翌10日の阪神戦では『8番・三塁』で先発出場し、3回の第1打席に守護神・岩崎優のカットボールをライト前に安打、2-0の7回二死一塁の第3打席もライト前に安打を放ちマルチ安打を達成。

『9番・二塁』で出場した13日のソフトバンク戦では打っては、1-2の8回無死走者なしの第3打席、新人の岩井俊介のフォークをフェンス直撃の安打で出塁しチャンスメイクし、重信慎之介の適時打で生還した。

守っても、1-2の6回一死一、二塁で今宮健太が放ったセンターへ抜けそうな打球をダイビングキャッチし、倒れ込んだままの状態で二塁へトスしアウトにすると、ショート・門脇誠が一塁へ送球して併殺を完成させた。

13日終了時点でオープン戦の打率は.250だが、左の岩崎、山田から安打を放ち、守っても内野はどこでも守れるユーティリティー性を発揮。内野は一塁・岡本和真、二塁・吉川尚輝、三塁・坂本勇人、遊撃・門脇と絶対的なレギュラーがいるが、不振や故障があった時には、一気にスタメンを奪っていきそうな勢いがある。

開幕一軍に向けて引き続きアピールしていくことになるが、昨季新人だった門脇と同じように楽しみな内野手のルーキーであることは間違いないだろう。

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