灯油1リットルあたり2円還元へ 岩手県生協連 価格の安定と利用増加受け

岩手県生協連は14日灯油委員会を開き、去年12月21日から3月20日までの期間について、灯油1リットルあたり2円を購入者に還元することを決めました。

これは盛岡市で開かれた今シーズン最後の灯油委員会で決定したものです。
今シーズンの灯油価格は原油価格の高騰や円安の影響により配達料を含めて1リットルあたり110円と過去最高値でスタートしました。そのあとは去年11月に114円、去年12月に116円と2度値上げされました。
今シーズンは灯油価格の見通しが立たないことから決定価格のまま推移しましたが、政府の補助金の延長が決まり灯油の価格が安定したほか今月には気温が下がり組合員の利用が増えたことから1リットルあたり116円としていた12月21日から3月20日までの期間について、114円の暫定価格とすることを決め、その差額である2円を購入者に還元するとしました。
今後の灯油価格について灯油委員会は原油価格の高騰と円安の影響で高値が続くとしています。

© 株式会社アイビーシー岩手放送